Kenya Marimira AB Washed

TTK COFFEEでもよくリピートしてくださることの多いケニアです！
WWOCのアジア焙煎大会での課題豆の国はケニアでした。

このケニアはケニアらしい明るい酸やカシスのような風味とボリュームある味わい。
しっかり飲みごたえを感じるのでiced coffeeにもおすすめですし、
余韻に焦がしキャラメルのような甘さと苦味を感じるのでスイーツとも相性いいです。
朝のお目覚めの一杯だとしゃきっとします。
色々なシーンにお楽しみください。
焙煎度合い、浅煎りか深煎りかお選びいただけますので、ご記載ください。


Country：Kenya
Altitude：1400~1600m
Area：ムランガ県カンゲマ区ムグル、マリミラ
Variety：SL28、K7、Ruiru11、Batian
Farm：Marimira・factory
Process：Washed

マリミラ・ファクトリーは、イエゴ農協組合が所有するファクトリーの1つで、1966年に農協が持つ4つ目のファクトリーとしてスタートしました。マリミラ近郊に暮らす約1000名の零細農家で構成され、SL28、K7といった古くからのブルボン系選抜品種を中心に、Ruiru11やBatianも生産されています。
マリミラ地域のあるアバーデア山脈は平均標高3500m、全長160Kmの高地の山脈で5県に跨ります。二峰性の気候により、年に2度(5-6月、11-12月)の収穫シーズンを持ちます。
農家が収穫したチェリーはファクトリーへ搬入されると当日中にパルピングされ、発酵槽での発酵工程まで進めます。発酵処理によりミューシレージを分解し、綺麗な水で水洗されると、乾燥テーブルに広げられます。これらの水源は近隣を流れるムクンガイ川を水源としています。天日乾燥の間、攪拌を繰り返しながら欠点のあるパーチメントを取り除き、半月ほどかけて理想的な水分値に仕上げています。
ファクトリー近郊には多種多様な動植物が生息し、豊かな生態系や水資源を持つ土地でもあります。
そうした土地ゆえに、土壌や水質の汚染を防ぐための濾過槽の設置やパルピングに使用した水のリサイクル、パルプの肥料化などの他のファクトリーでも見られるサスティナブルな取り組みのほか、在来植物や野生動物の保護、有益な昆虫を殺傷しないように農薬使用の抑制、その上での環境負荷を抑制しながらの病害虫や雑草の管理など、特徴的な取り組みも見られます。